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「50歳になりまして」光浦靖子さん著

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「50歳になりまして」光浦靖子さん著

お笑い芸人というより、手芸作家の方がお似合いだなと思う光浦靖子さんの著書を読みました。
私も光浦さんの一つ下で、昨年50歳。
自分が50歳だと、ちょっと手に取りたくないという気持ちもあったけど、穏やかに読み終わりました。

友達とのランチ会っぽい

昔からの友人とのランチ会のような内容です。
最近どうしてるの?
いやさー、カナダ留学に行こうと思ってたらコロナで延期〜。
もう妹の家にいるのよ〜。
それでさあ……
と、近況を愚痴も少々織り込みながら語り、相槌を打ちながら聞く。
ランチのコーヒー飲み終わっても、話が止まらないおばさんたち。
分かる人にしか分からない表現ですみません……でも、そんな感じです。
読みやすくて、一気に読み終えました。

心の中で思うことを文字にすると

心の中だけで留めていたことを文章にすると、読んでいて嫌な気持ちになることもあると思います。
光浦さんの表現力なのだと思いますが、ネガティブな部分を、どこかで肯定して回収しているように思えました。
読み進めて嫌ではありませんでした。

回復思考がありそう

ストレングスファインダーという自分の特徴、強みを測るテストがあります。
これを受けると光浦さんは「回復思考」という特性が出てきそうだなと思いました。
本を読み終えた私の勝手な予想です。
実は私も「回復思考」があるので、なんとなくそんな気がしました。
マイナス部分を補いたくなるんですよね。
留学もその一つの行動のように思います。
直接存じあげないけれど、テレビなどの情報からして、色々できる方なのに、できてないとこに目を向けなくてもいいのにと思ってしまいました。
あ、これ自分にも言いたい。(たぶん出来ることあるはず)

まとめ

こんなに色々頑張ってお仕事されているんだから、もっと自信満々なエッセイでもいいのになあと思って読みました。
でも、きっとそれができない方なんですよね。
そういう部分に、共感するのでしょう。
もし、自身満々な自慢話だったら、読み進めて嫌になったかもしれません。
キラキラしていないところが、疲れなくていい。
同年代の私は、心の中で相槌を打ちながら穏やかに読める1冊でした。

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