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「麦本三歩の好きなもの 第一集」癒しの一冊でした。

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「麦本三歩の好きなもの 第一集」癒しの一冊でした。

私が仕事で毎日読んでいる文章は、超堅い文章なので、真逆のものが読みたくて手にとった一冊です。
どうでもいい内容といえばそれまでですが、読むとちょっと笑えて、心が休まりました。

主人公三歩の人となり

ちょっと不思議な主人公、麦本三歩の日常と心の声が書かれています。
強くもなく、弱くもなく、大きな起伏もない内容です。
何でもないようなことが流れている中に、時々でてくる、大事なこととか、良い考え方だなと思える部分が、なんとも穏やかな気持ちにさせてくれました。
三歩のような子が、同じ職場にいたら、毎日おもしろいことが起こることでしょう。
でも、それは自分の子どもくらい歳が離れているせいかなとも思います。
同期とか、数年後輩だったら、イラっとするかもしれません。

表現が独特

ブログやSNSなら何とも思わないのかもしれないけれど、紙の本のページをめくりながら読むと少し違和感がありました。
表現が独特で、ちょっとクセがあり、ちょっと読みにくさを感じました。
なんとか最初の2章くらいを読み終えた頃、これが三歩なんだと分かり、そのあとは慣れもあって面白がって読み進めました。

著者・住野よるさん

この本の著者は「君の膵臓をたべたい」の住野よるさんです。
読み終えてから、そのことを知りました。
私は「君の膵臓をたべたい」は映画で観たので、原作本を読んでいません。
原作は、どんな文章なんだろうと、今は気になっています。
「麦本三歩の好きなもの」は短編集ですが、キミスイは長編作品なので、住野よるさんの世界観を知ることができるのかもしれないと思っています。

まとめ

若い世代向けの本を読んでみるものですね。
過去に戻りたいとも思わないし憧れもないですが、自分とは時代も環境も違うものは、ぼんやりと知らない景色を眺めている感じになれました。
長編の深い話になると、入り込んでしまうのでしょうか?
住野よるさんの他の作品も、気になっています。
何気なく手にとった本ですが、私の気分を変え心を休めてくれました。

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