クロスステッチをする時「キットを使う」のか「本を見て作る」のか?

私はキットを使ったり、本を見たりしてクロスステッチをしています。
今回は私の感覚で両者を比較してみました。
キットを使うメリット
キットを使う利点は、当たり前ですが
必要な材料か全てセットになっているところです。
針まで入っているものもあります。
自分で準備するものはハサミだけです。
刺繍枠あれば良いのですが、クロスステッチの場合は使わない方もいらっしゃいます。
私は図案によって使う場合と使わ無い場合があります。
メーカーやキットの種類にもよりますが、必要な糸の量だけ入っているので
自分で全ての材料を揃えるより、安価で無駄が比較的少ない場合もあります。
完成が大きな作品となる場合は、余分に入っている糸の量も多くなり、最後にたくさん余る場合もあります。
足りなくて買い足すということは、よほど間違いが無い限り無いので、自分にとっての時間節約となります。
キットの種類によっては、キーホルダーやミラー、袋のパーツがついていたり
別売でも図案に合う額が販売されていたりするので、
ステッチが終わってから使える物にできるまでが比較的簡単な物もあります。
参考までに、こちらは海外のキットです。
図案、布、糸、針がセットになっていました。
キットを使うデメリット
日本の会社が販売しているキットは日本語で書かれていますが、
海外のキットは日本語訳がついていません。
語学力はなくても図案をみればできるのですが、
これには今までの経験という条件が少し加わるかと思います。
クロスステッチを全くやったことがない、
日本語の図案で作ったことが無い方には無理な場合があるということです。
手芸等の基礎的知識、感覚がある方は、図案をみればだいだいできるようになっています。
刺し始め、刺し終わり、糸の本数、ステッチの方法等、基礎的知識が無い方には
日本語訳のついていない海外のキットに、一人でいきなり挑戦することはおすすめしません。
本当の初心者の方は日本の会社の販売しているキットに、まず挑戦してみてください。
本を見て作るメリット
これやりたい!と思ったものに挑戦できる。
自分の好きな生地にクロスステッチができる。
好きな部分だけ真似してステッチすることができる。
本を見て作るメリットはたくさんあります。
クロスステッチの本は他の刺繍の本よりも多く発売されているので、
自分の好みの図案を見つけることが可能だと思います。
本ではなく、図案だけの販売もあります。
図案集の中には、実際の作品例や写真がついておらず、図案のみというものもあります。
小さな図案や、季節の図案等があって楽しめるので、私は図案集も参考にしています。
本を見て作るデメリット
利点も多いですが、デメリットも多いと思います。
自分で材料を揃え無いといけない。
どれだけの量の生地が必要か分からない。
生地の種類、量を見積もりを考えるのが面倒。
どこに買いに行けばいいのか分からない。
出来上がりが写真のようになるのか不安。
いくらでも出てきます。
ということは、本を見て作るには相当な覚悟が必要なのか?というと、そうでもありません。
クロスステッチを楽しんでいる多くの方が本を参考に作っているので、慣れれば簡単です。
どなたか質問できる方、アドバイスをいただける方がいれば一番いいのですが、
面倒でもゆっくり調べていけば大丈夫です。
キットの時と同じですが、基礎知識が無い場合は本を見て作るのはハードルが高いので、
小さなキット物からチャレンジするのをおすすめします。
どちらを選ぶのか?
結局のところ、どちらを選ぶのか?はクロスステッチをする人次第です。
本当の初心者→日本のキット
基礎知識がある方や慣れた方→どちらでも
知識、経験の全くない初心者の方は、初心者向けキットから始めて、
いつくかのキットでクロスステッチに慣れるまで楽しむのが良いかと思います。
最初はキットを実際に見て選ぶことをおすすめします。
通信販売で注文すると、思った以上に細かい生地だったという場合も出てきます。
ある程度できる方は、すでに様々な物をお試しでしょうから、ここで書く必要もないのでしょう。
図案や材料を選んだり集めることから楽しめる方は「本」
時間がないけど、クロスステッチはやりたい方は「キット」
誰も持っていないオリジナルが良いという方は「本」
海外のこのメーカーに一度挑戦してみたいという場合は「キット」
慣れた方は多分、その時々のレベルに合わせて使い分けていらっしゃると思います。
まとめ
自分の経験や趣味、性格に合わせてキットや図案を選ぶことによって、
よりクロスステッチを楽しんでいただけると思います。
未経験の方、クロスステッチは基礎的な事が少ないので、ぜひ挑戦してみてください。
慣れた方は、古くからの図案、新しい図案にどんどん挑戦し、仕立て、額装等幅広く楽しみたいですね。
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